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【超簡単】自己PRの書き方・伝え方で絶対に忘れてはならないこと

  • 2019年5月27日
  • 2019年6月3日
  • 転職

エントリーシート(ES)で必ず問われる「自己PRをしてください」という質問。

「自己PRをしろと言っても、何をどうアピールすればいいかわからない」と悩んではいませんか?

でも、大丈夫です。

エントリーシートで問われる自己PRには書き方のコツがあります。

それを知っているだけで、採用担当の目に止まる自己PRが書けるようになるのです。

 

この記事を読めば、

  • 誰でも簡単に評価される自己PRの書き方・伝え方

がわかります。

 

絶対に放っては置けないESの自己PRの書き方をわかりやすく解説していきます。

※例文は記事後半に記載しています

1.なぜ企業は自己PRを聞くのか?を理解しよう

まずは、なぜ企業がエントリーシートで自己PRを問うのか、企業の意図を確認していきましょう。

簡単にいえば、自己PRを見ることで、会社が求める能力・長所をあなたが持っているかを把握しようとしているのです。

これを理解していないと、どれだけ自己PRについて考えても、無駄な時間となってしまいます。

 

企業で活躍するための長所は、企業によって異なります。企業が求める長所を持っていなければ、その企業では活躍できません。たとえば、フライトアテンダントをやるなら、社交性が大事ですよね。人見知りのフライトアテンダントなんて、上手くいきませんよね?

企業は、学生の自己PRを見ることで、学生がその企業で活躍するための能力・長所を持っているかを確認しようとしているのです。

では、この「学生が企業で活躍するための能力・長所を持っているかをみたい」という企業の意図を踏まえた、回答のポイントを解説していきます。ポイントは4つあります。

2.最初に結論を書く

最初に「私の長所は〜です」「現状を分析して、解決策を出す力に自信があります」と結論を先に書きましょう。結論を先に書かなければ、その後の文章の内容がすっと入ってきません。

ありがちなのは、所属しているサークルの説明から入り、結論がわかりにくくなってしまっている人です。最初に結論をしめす書き方を意識しましょう。

3.キャッチコピーを考える

人が一番真剣に読むのは、文章の最初の一行。その最初の一行で採用担当を惹きつけるために、長所のキャッチコピーを工夫しましょう。

たとえば、「私は協調性があります」「チームワークが得意です」では、絶対に埋もれてしまいます。

周りの転職希望者も同じようなことを言うので、面接官の記憶に残りません。けれど、「私は糊のような人間です。どれだけバラバラのチームでも間に入り、人同士をまとめられます」なら、引っ掛かりがありますよね。(どちらも協調性のアピール)

自分の長所をストレートに表現し、かつインパクトがあるフレーズを探してください。

4.自己PRの根拠を具体的に書く

自己PRを書く上で絶対に忘れてはいけないのが「自己PRの根拠となる経験をしっかり書く」ことです。まず、それが出来ていないと、どうなるか、見てください。

全く信用出来ない自己PR

ものすごく、よくある自己PRの失敗例に「ひたすらお題目だけを並べているので、全く信じられない」というものがあります。例を見ていきましょう。

「私はリーダーシップに自信がある。リーダーシップに重要なのは、人を引っ張る力だけでなく、人を支える力だと考えている。学生時代には、テニスサークルの幹事長となり、メンバーの意見を上手く吸い取り、みなが納得するサークル運営を心がけてきた。人の立場に立って考えることで、隠されていたメンバーの不満を発見することも意識してきた。このリーダーシップを活かして、社会に出た後の活躍していきたと考えている。」

これ、どう思いますか?これは実在する自己PRですが、このレベルの自己PRをしている学生はかなりいます。ひどい。なぜ、ひどいか。全く信じれないのです。

「リーダーシップがあります」「挑戦心なら誰にも負けません」と言うだけでは誰も信じてくれません。大事なのは「なぜそう言えるのか」と根拠を示すことです。

リーダーシップをアピールするなら、「なぜそう言えるのか?」を学生時代のエピソードを元に伝えなければなりません。つまり、自己PRの構成としては、

  • 私の長所は〜です。(結論を書く)
  • 学生時代には〜をしてきました。(長所の根拠となるエピソードを具体的に書く)

と書かなければいけません。「私は〜に自信があります」と書くだけでは信用出来ません。長所の根拠となる学生時代のエピソードを詳しく書いてください。

「具体的に書く」とは?

「学生時代に頑張ったことのエピソードを書く」だけでは、足りません。そのエピソードが「採用担当が文章だけを見てイメージが湧くように具体的に書く」必要があるのです。

たとえば、よくある自己PR例で、

「周りをまとめる力に自信がある。その力を最も発揮したのが、サークル合宿の運営だ。方針Aと方針Bで対立し、チームがバラバラになりかけたが、メンバーが一丸となり、腹をわって深夜まで議論し、納得のいく方針をつくりだせた。結果、合宿は成功した。」

というようなものがあります。一見、具体的なエピソードに見えますよね。でも、だめです。

なぜ駄目か。どうやって議論したか?どう工夫したか?が採用担当には見えてこないからです。抽象的なので、中身が伝わってこない。

たとえば、メンバーを上手くまとめるために議論を何度もしたなら「議論を成功させるために具体的に何をしたのか」を書かなければなりません。

「合宿の運営の方針を上手くまとめるためには、皆の意見を吸い出す必要があった。ただ、議論をする中で「声の大きい人」の意見ばかりが通っていることに気づいた。そこで、「声の大きい人」を抜いて、どう思っているかをヒアリングする場をつくり、全員の本当の意見を吸い出した。」

これなら、「この学生が成果を出すために、どんなことを工夫したのか?」がしっかり伝わってきますよね。

学生時代のエピソードを具体的に書くには、

  • その時に取り組んでいた問題・課題に対処するために、あなたがとった行動・工夫を
  • あなたのことを知らない採用担当が文章だけを見て理解できるように書く

ということなのです。

5.自己PRは「型」を意識して書く

「自己PRの根拠になる学生時代のエピソードを具体的に書けって言うけど、どう書けばいいのかわからない」と感じているかもしれません。

そこで、「この通りに書けば、失敗しない」、学生時代のエピソードの書き方を解説します。

以下の型を押さえましょう。

自己PRのエピソードはこの順番で書けばOK

  • ××の力を最も発揮したのが〇〇の経験だ。(概要・ストーリー)
  • 「A」では、「B」という状況が問題・課題になっており、(直面した課題・問題)
  • そこで、私は「C」をすることによって、(あなたがとった対処法・解決策 )
  • 「D」という成果を上げることができました。(その結果)

企業が求めている長所とは「成果を生み出すための力」です。だから、学生時代のエピソードとして話す経験も「あなたの長所を使って、何かの問題を解決し、成果を出した」エピソードを書く必要があります。

この型を使えば、「あなたの長所を使って、何かの問題を解決し、成果が出た」エピソードを自動的に書けるようになります。

エントリーシートの要求している長さに応じて、各部分に説明を増やしましょう。例えば、そこで起こっていた問題を詳しく書いたり、あなたが行った解決策の部分を、なぜその解決策が良いと思ったのか?と理由づけをしたりすれば、文量は簡単に増やせます。

最後に

いかがでしたか。

それでは、採用担当の目に留まる自己PRの書き方について、再度おさらいします。

  1. なぜ企業は自己PRを聞くのか?を理解する
  2. 最初に結論を書く
  3. キャッチコピーを考える
  4. 自己PRの根拠を具体的に書く
  5. 自己PRは「型」を意識する

上記5つのポイントを意識するだけで、あなたのESは格段に質が向上するでしょう。

最初から上手な文章を書ける人はほとんどいないので、書いて・話して、を繰り返し、自分だけの自己PRを完成させてください。

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