転職活動に付き物なのが、「履歴書」。
もし、手書きをする場合は複数社に提出するとなると、かなり厄介ですよね。
「でも、手書きの方が選考に通りやすいって聞いたことあるし、、、」
こんな噂を聞いたことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、履歴書の作成方法は選考の合否に影響してくるのか?について解説してきます。
指定がなければ履歴書は手書き・PC作成のどちらでも良い
応募先企業から事前に指定がない場合は、特に手書きとPCのどちら作成しても問題はありません。
ポテンシャル採用の度合いが強い新卒採用の場合には、熱意伝えるために手書きで作成をした方が好印象な場合がありますが、中途採用の場合は、業務を通じて培ったスキルや経験、実績など、履歴書に書かれる内容そのものがより重視されるので、採用担当者もいちいちどちらの形で提出してきたかを気にしてはいません。
自身で作成をする場合に効率を重視して選択すれば良いでしょう。
どちらの作成方法でも100%面接の結果は変わらないと言い切ることはできませんが、そこまで不安なのであれば、周りが「あの人は絶対に採用したい!」と思われるくらい市場価値を高めておく方が健全です。
もし、手書きとパソコン作成のどちらにするか決められず、不安を感じたりするようなら、企業に直接確認してみることをおすすめします。
実際のところ、採用担当者はどう考えているか?
それでも、どちらを選ぶかで合格の可能性が1%でも向上するなら、合格確率の高い作成方法を選びたいというのが人間の心理です。
下記のデータは、大手人材サービス企業であるパーソルキャリア株式会社が運営する求人サイト「doda」にて、企業の採用担当者に履歴書の作成法についての意識調査を実施したデータです。
調査期間:2018年12月
調査対象:過去3年以内に中途採用での書類選考を担当した103人
調査実施:パーソルキャリア株式会社(転職サービス「doda」を運営
一見、意見が別れており、作成方法の違いが選考結果に大きな影響を及ぼしそうです。
しかし、このアンケートに回答した採用担当者のほとんどは「手書きとPC、どちらで作成したからといって採用の結果にはプラスを及ぼすことは基本的にない」との趣旨を回答しています。
結論、このアンケートでは、どちらかを「良い」と支持していたとしても、採用の結果自体に大きく影響を及ぼすものではなさそうです。
まとめ
いかがでしたか。
特に指定がない限りは、どちらで履歴書を作成しても問題はありません。
転職活動は様々なことに気を使わなければならないので、できるだけ無駄な心労は省くべきです。
履歴書の作成方法で悩むよりも、どうしたらあなたの魅力が応募企業に伝わるかを考えるあ方がよほど有意義な準備ができるでしょう。