昨今、働き方改革の流れを受けて、一気に働き方の多様化が進んでいます。
副業をするのも当たり前になってきており、あなたやあなたの周りにも副業を初めている方がいるのではないでしょうか。
副業推進の流れについては、これからもより熱が高まってくることが予想されます。
ここで、副業を始めようと思っている方、すでに始めている方に考えて欲しいことがあります。
「なぜ、政府が副業を後推ししているか?」という問題です。
前述の通り、確かに「働き方の多様化」というのは嘘ではないでしょう。
しかし、政府からの一番のメッセージは
「定年後の年金は保障しない代わりに働き方の選択肢を与えるから、自分でちゃんと稼いでね。」
ではないでしょうか。
もし、上記のメッセージが込められているとすれば、我々は「定年後にもしっかりと稼いでいける能力をつける」もしくは「定年までに生涯生活できる金額を稼ぐ」の2択しかありません。
より、シビアな選択を迫られているからこそ、限られている時間を有効に活用していくべきです。
今回は副業を手段とした稼ぎ方のひとつとして、「本業で培った能力で、副収入を得る」方法について、紹介します。
営業職にオススメの副業
ー「営業代行」
「営業代行」とは、「他社の商品やサービスを売る仕事」を指す。本業の仕事で培ったスキルを、そのまま応用できるのは営業職だからこそだともいえます。
本業と同業界の商材を売ることは会社の規定に反する場合があるので、商談の進め方が類似している商材を探してから、仕事を受けるのが良いでしょう。
現在では、営業代行を個人に依頼する案件もあるので、本業の勤務時間に左右されずに副業を行うことができるでしょう。
様々な営業代行を経験していけば、本業の業界以外の知識・人脈を手に入れることができます。
そして、副業として成果が出たら、営業代行をしていた会社に転職することも可能です。
真の営業マンは「売るものを選ばない」というものですが、営業代行の副業を通して、収入と知識、スキルまで向上させることができるのです。
デザイナー・エンジニアにオススメの副業
ー「クラウドソーシングサイト」
「クラウドワークス」や「ランサーズ」で言わずとしれた、クラウドソーシングを活用していくのが良いでしょう。
案件が非常に多いので、自身のスキルや確保できる時間によって案件を選択できる。基本的には場所を選ばないので、リモートによる作業で完結し(サイトによっては、一部例外あり)、ネット環境さえあればどこにいても仕事ができる。
こちらも上記の営業代行同様、特定のクライアントで成果を上げ続けることでそのクライアントに入社できる可能性があります。
あくまで副業なので、無理やり仕事を受けなくても良いですが、様々な案件を受注し、少しずつでも自身のスキルの幅を増やしていけば本業にもプラスの影響を及ぼしてくれるはずです。
また、受注できる案件によっても、自身の市場価値を確認することができます。
副収入目当てでなくとも、定期的に案件を受注しておくことで、常に視座を高く、かつ視野を広く保つことができるでしょう。
アンテナを張り続けて、損をすることはまずありません。
まとめ
「副業」はその名の通り、本業があってこその副業です。
結果として、始めた副業が成功したから、副業を本業に変えることあるかもしれないが、始めからその副業を本業にしようと考えているなら、いますぐ本業を辞めて、そのビジネスに注力した方が良いでしょう。