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社会人になってから早期に年収500万を 達成すべき理由とその方法

  • 2019年2月7日
  • 2019年7月8日
  • 転職

20代の仕事に対する考え方はここ数年で急激に変化をしています。

2017年にエン転職が実施した「仕事の価値観」に関するアンケートにおいて、「仕事に求めること」という質問の結果、1位は「プライベートを大切に働けること」(59%)。

続けて2位には「人間関係の良い職場環境で働くこと」(55%)、そして3位は「自分らしい生活ができること」(40%)という結果が並んでいます。

最近の若者の多くが、人生の中心に仕事を置かない、あるいは置きたくないと考えていることがよく把握できますね。

参照:エン転職

しかし、「プライベートを大切にする」にもある程度のお金は必要でしょうし、「人間関係の良い職場環境で働くこと」ができても給与が安過ぎたらどう感じるでしょうか。

 

満足する金額というのは個人の感覚によっても大きく意見が別れるかと思います。

今回は都心部に一人暮らしの若者が年収500万円の場合、どれだけ人生を充実させることができるのか、その実態に迫ります。

年収500万ってどれくらい?

年収500万は手取りだといくらになる?

年収500万円だと毎月の月収はどのくらいになるのでしょうか?

 

下記は、コチラの記事でも紹介していますが、年収500円を稼いでいると想定した場合のおおよその月収になります。

ボーナス 算式 月収
支給単位 支給回数
2ヶ月 年2回 500万円÷16ヶ月 31.3万円
2ヶ月 年1回 500万円÷14ヶ月 35.8万円
0ヶ月 500万円÷12ヶ月 41.6万円

ここから、各種税金や保険などを差し引くと、手取りは額面の約80%になります。

手取り換算した場合、

月収2ヵ月分のボーナスが年2回支給:31.3×0.8≒25

月収2ヵ月分のボーナスが年1回支給:35.8×0.8≒28.6

ボーナス無し:41.6×0.8≒33.3

となります。

 

額面年収500万の方の手取り年収は約400万円です。

この金額は扶養家族の有無によって、徴収される税金や社会保険費が変動するため、おおよその金額ではありますが、この400万円から家賃などの固定費を差し引いた額があなたの自由に使えるお金となります。

毎月の固定額を明確にしておこう

さて、あなたが手取り年収400万円だった場合、本当に自由に使えるお金はいくらでしょうか?

冒頭でお伝えした通り、本日は「都心部に一人暮らしをする独身の若者」を想定しています。

会社からの家賃補助が一切なかった場合、毎月の固定費はおおよそ下記の額になります。

名目 出費
家賃 9万円
食費 3万円
通信費 1万円
光熱費 1万円
その他雑費

(日用品、移動費など)

1万円

「HOME’S」によると、2019年5月現在、東京23区内のワンルーム・1K・1DKの家賃相場は、8.9万円です。

参照:ホームズ

それ以外に、毎月発生する光熱費や通信費、食費などを合算すると、合計で15万円となります。

仮に、毎月の手取り月収が25万円だった場合、

10万円は自由に使用できるわけです。

言い換えれば、毎月10万円はあなたの未来に投資することができるようになるのです。

固定費は住んでいる地域の物価や生活スタイルによって変動してくるるものの、毎月大きな買い物したり、頻繁に無駄使いをしなければかなりの額を投資に充てることができますね。

年収500万を早期に達成すべき理由

では、なぜ年収500万円を早期に達成すべきなのでしょうか?

今回のテーマである「500万円」という金額も重要ですが、自由に使えるお金があることが最も重要です。

年収が500万円あると、前述の通り、無理をしなくても自由に使用できるお金はあるはずです。

自己投資できる資金が増える

20代の自己投資は、後のあなたを大きく変えます。

自己投資の方法は様々です。

・本を買って読む(そして実践する)

・英会話やビジネススクールに通う

・イベントに参加する

健全な自己投資をすることで、あなたの可能性は無限大になります。

ここでは、ビジネスに関する代表的な自己投資の方法を列挙していますが、普段行かないような人気の飲食店に行くことだって、考え方によっては、健全な自己投資となります。

美味しい料理を体感しつつ、その店が人気の理由を考えてノートにまとめてみることだけでもマーケティングの素養を養う訓練になるかもしれません。

 

考え方一つで、少ない自己投資でも大きなリターンを得ることができます。

貯金(投資ができる)

自己投資する金額で貯金や投資をしてみるのも良いかもしれません。

ただ、貯金をするのではなく、様々な方法があります。

・不動産投資

・株式投資

・FX

・ロボアドバイザーによる自動投資

代表的なもののみ列挙しましたが、ここで説明している投資とは、何も大きなリターンを得ようとするために行うものではありません。

毎月1万円ほどの少額でできる投資を体験することが重要なのです。

株やFXを始めようとすれば、これまでに取り入れていなかった業界の情報を調べようと興味が湧くかもしれません。

そして、その情報が顧客との何気ないコミュニケーションで活きたり、その業界に興味をもつきっかけになるかもしれません。

 

貯金をしつつ、知識やスキルを得られる可能性が広がるのであれば、始めない理由はないでしょう。

年収500万を早期に達成する方法

では、年収500万円に達しておらず、自己投資するお金もない、という方はどうすれば良いでしょうか?

今の年収で自己投資が難しいというのであれば、自己投資ができる金額を稼ぐためにはどうすれば良いかを考えましょう。

 

ここで、考える前に注意しておきたいのが、「本当に今の年収で自己投資できないのか?」を一度考えてみることです。「自己投資なんてできない」と言っている人はいつまで経っても現実から目を背ける傾向があるかもしれません。

もし、思い当たった方は、まずは今からでも実践できる自己投資を考えてみてください。

そうすることで、年収500万になったときに資金を有効活用する癖がついているはずです。

社内でキャリアアップする

まずは目の前の成果にこだわってみましょう。人生は一朝一夕で変えられるほど甘くはありません。

今の仕事でより成果を上げる方法はないか、成果を上げるために自身に足りない能力は何か、今の仕事だけでもできることはあるはずです。

現状の評価で満足していないか、自分自身の行動を振り返ってみましょう。

思い当たる点があるのであれば、今すぐにでも改善をすべきです。

転職してキャリアアップする

安易な転職は望ましくありませんが、あなたのスキルが正当に評価を受けていない場合もあります。

転職をすることで、同じ給料でも、自由な時間が増えることもありますし、場合によっては、キャリア・給与・やりがいの全てを獲得できるかもしれません。

 

転職はあくまで一つの手段です。人生に大きく影響を与える選択となるため、慎重に判断してください。

副業を始める

政府が副業を推進していることもあり、副業を推進する企業も出始めています。

最近ではネット上で企業や個人の案件を受けることができる「クラウドソーシング」のサービスなど、趣味や仕事で培ったスキルがお金に変わるサービスが多く存在しています。

培ったスキルの向上を図りつつ、お小遣い稼ぎをすることで、会社で任される仕事の幅を広げつつ、自己投資のお金を増やすことができますね。

まとめ

今回は年収500万円をテーマにしていますが、年収が500万円に達していなくても、コツコツと自己投資することは十分に可能です。

 

毎月一回だけ飲み会を我慢してみましょう。毎月一回外食を控えてみましょう。

小さくても、一歩踏み出してみる、やってみることが重要です。

 

転職サービスを展開しているパーソルキャリア(旧:インテリジェンス)の2014年の調査によると、20代ビジネスパーソンのうち、年収500万円以上稼いでいる人材は約11%とにしか満たないのです。

参照:パーソルキャリア

世の中に様々なコンテンツが溢れるようになった今日では、各々の可処分時間が様々に分散し、その結果として、時間や資産の投資先が増えています。

 

20代の自己投資は、その後の人生を大きく変化させます。

あなたの人生やキャリアは、まだまだこれから。

あなたの人生がどこに向かっているのか、それはあなたの日々の行動によって決まるのです。

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