自身の思考を整理したり、頭の中にある考えを明確にするために用いられているマインドマップ。
このマインドマップを用いて、頭の中の考えを整理したり「現状」について振り返ることはあるかもしれませんが、マインドマップを用いて過去の振り返りや自己分析につなげられている方はそう多くないかもしれません。
今回は、マインドマップを通して実践する自己分析の方法について解説していきます。
マインドマップの作成を通して自己分析を行う
①用紙の中心に自分を書き込む
まず、マインドマップの中央は自分からスタートします。
名前でもイラストでも、「あなた自身」であることが理解できればOKです。
②あなたのこれまでの経験や性格について記載する
①で記載した「あなた自身」にこれまで体験した経験や培ってきたスキルなど、過去から思い出せることを全て書き出し、「あなた自身」にブランチを繋いでください。自身がこれから先やりたいと思っていることなど、未来のことについても同様に記載をしてください。
③振り返った経験や性格から自身の強みや弱みを把握する
②で記載した経験や性格、スキルなどから、客観的に強みと弱みを抽出します。
例えば、Aという経験で得られた自身の強みであれば、Aにブランチを繋いで強みを記載するようにしてください。
ここまで記載してくれば、マインドマップ自体も少し大きく細かくなってきたはずなので、自身で法則を設定したうえで色分けを行うと見やすく作成ができるでしょう。
④「あなた」と「仕事」を関連づける
あなたがやりたいことや、強みや弱みを明確にしたら、志望する仕事との関連性を明らかにすることで、適職を導き出します。
例えば、あなたの長所が志望している仕事に活きると考えた場合に、その長所と自身の仕事を紐付けを行います。
同じように紐付けを繰り返し、あなたのやりたい仕事にはいている自身のどんなスキルや性あるh格が活かせるを可視化していくことで「なぜ、あなたはこの仕事に向いているのか?あなたには何ができる」のかなどのような質問に対して簡単に応えられるようになります。
まとめ
抽出した要素の数とブランチの本数が多くなればなるほど、自己分析を進められていることになります。
最初はうまく書けず、ぐちゃぐちゃになってしまっても構いません。
一度だけでなく、定期的にマインドマップを作成することで、どんどんとマインドマップを大きく、かつ細かくしていくことができます。
大きくかつ細かく記載できているほど、自身がどんな人間か、どういった仕事に適正があって、自身のどのようなスキルや性格を活かすことができるのかが明確になるはずです。