仕事で毎日を忙殺してしまっている方、ちょっと一息ついてみてはいかがでしょうか。
一分一秒を無駄にせず、効率的に行動していると思っていても、改めて見返すことで見落としていた部分の効率化が進むかもしれません。
今回は、以前より注目されている「マインドフルネス」に関して、ちょっとした隙間時間に実践する方法を紹介していきます。
忙しい画面の前のあなたも、少し仕事の手を止めて実践してみてください。
マインドフルネスとは?
そもそもマインドフルネスについて、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
マインドフルネスの語義は「今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」です。
(参照;wikipedia )
言い換えれば「心を穏やかにして、高い集中力が保てている」状態を指します。
この状態を継続させることで業務のパフォーマンスや人間関係の向上が見込めます。
実際に、GoogleやFacebookといった有名企業の研修にもマインドフルネスに関するものが取り入れられています。
マインドフルネスのメリットは?
マインドフルネスの状態を意識的に作り出せるようになると、主に下記のようなメリットがあります。
・ストレス軽減
・集中力の向上による、パフォーマンスの向上
・心が落ち着くことによる、人間関係の改善
・免疫機能の向上
・ダイエット効果
一日の数分を費やすことで、上記のような効能を得ることができるのであれば、今すぐにでも実施しない手はないでしょう。
マインドフルネスの実践方法
では、どのようにして実践するのか?
マインドフルネスについてはやり方が複数あるが、主に「呼吸」と「瞑想」によって作り出すことができます。
今回紹介するのは、呼吸法を実践してから、瞑想に入るものです。
ステップ順に記載していくので、実践しながら読み進めていただければと思います。
①呼吸方法
マインドフルネスの呼吸法は、瞑想の効果を最大限に引き出すために行うもので、数分間かけて実践する。
(注)アゴは正常な位置で、引き過ぎない
②目を閉じた状態で、鼻から息を吸う
吸うときは5~7秒ほどの時間をかけて、ゆっくりと吸う
(注)意識は「呼吸の出入り」に向ける
③10秒ほどかけて、吸った息を鼻からゆっくりと吐き出す
(注)息は最後まで「吐き切る」・1~3の呼吸法を、10回ほど実践してから、瞑想に移る
②瞑想方法
上記呼吸方法を実践してから、連続で行った方が良いでしょう。
※必ずしも、続けて実践しなくても問題はありません
②自然な呼吸を心がける
(注)無理に吐き切らなくて良い③呼吸法は2のまま、徐々に呼吸に意識を集中させる
(注)もし、様々な雑念にとらわれた場合、その雑念を取り払おうとせず、ただ流していくままの状態を作る
④再び雑念にとらわれたら、その雑念対して「自分は不安を抱えている」「自分は疲れている」といった雑念の内容を、心の中で繰り返す
・雑念が出ても、呼吸に意識を集中させた状態で3~5分継続する
最初は難しいかもしれないが、繰り返すことで、無意識でも呼吸に意識を集中させることができるようになります。
その状態になるまで実践してください。時間については、15分程度行っても良いですが、もし瞑想中に「眠気」を感じた場合は瞑想ができていない証拠なので、その場合は無理に瞑想を続けなくて良いも問題ありません。
まとめ
出社前や休憩時間、夜の就寝前など時間に余裕ができたタイミングで結構です。ぜひ、1日5分だけでも継続してみてください。
効果の表れ方には個人差があるが、約1か月ほどであなたの心や身体に何らかの変化が生まれてくるでしょう。
日々の仕事に行き詰まったとき、マインドフルネスを実践して仕事のパフォーマンスを改善してみてはいかがでしょうか。