Googleの社員研修などにも導入されている「マインドフルネス」。
瞑想や呼吸法を通して、心身を落ち着かせ、意識を1点に集中させるなどの行為を行うことで、心が満たされる、集中して仕事に取り組むことができます。
Googleの例も同様ですが、ビジネスの現場においても、生産性を向上させることができるとして、数多くの企業にメンタルトレー二ングとして導入されています。
そんなメンタルトレーニングですが、メリットだけでなく、デメリットもあるようです。
今回はマインドフルネスがもたらすデメリットとその対処法についてご紹介していきます。
マインドフルネスのデメリット
マインドフルネスは適度に行うことで様々なメリットをもたらしてくれますが、過度に行うことはかえってデメリットをもたらしてしまうようです。
最近では大きく分けて2つのデメリットが考えられています。
禅病
禅病とは「幻聴が聞こえたり、吐き気や頭痛などをもたらす病」のことです。
前述した症状はあくまで代表的なものであり、か科学的にも根拠は解明されていません。
禅病は永遠に続く訳ではなく、マインドフルネスを実践する際に一時的に起こります。
発症の要員として考えられているのは「極度の緊張（集中）状態から一気にリラックス状態に切り替える」ことで、神経系に影響を及ぼしていると考えられています。
交感神経から副交感神経に一気に切り替えてしまうため、と言えるでしょう。
慢性的なものではありませんが、マインドフルネスを自選する場合には体を慣らしな的ながら段階に時間を増やしていくなどの注意が必要です。
瞑想依存
マインドフルネスは、意識的に実践を行うことで一時的に癒しやリラックスの効果をもたらします。
他にもストレス軽減やダイエットなど、様々な効果が見込まれていますね。
しかし、どのような理由であっても、心の拠り所を求めて過度にやり過ぎることで、依存症になり、かえって神経系に悪影響をもたらすので注意しましょう。
マインドフルネスは過度に行わなくても、やり方を間違えなければそれなりの効果を体感できます。
マインドフルネス実践時は、落ち着いた状態で副交感神経が働いているので、ランニングやウォーキングなどの軽い運動をセットで行うことで程よく交感神経が働くようにしてあげましょう。
まとめ
いかがでしたか。
何でも欲張り過ぎるとかえって、自分に不幸をもたらす場合があります。
「適度」と言っても人それぞれ違いがありますが、気付いた時に行う程度が一番効果が実感しやすいでしょう。