「新しい仕事にチャレンジしたいけど、どういう基準で業界・職種を洗濯したら良いかわからない」
世の中には非常に多くの仕事が存在しています。一生かけても全てを網羅することはできないでしょう。
あなたの人生を充実させるために、仕事をする業界・職種は非常に大きく関わってきます。
今回は、キャリアアップしたいけどどういう基準で転職先を選んだら良いかわからない、漠然とキャリアアップしたいという思いがある方に向けて、おすすめの業界・職種を紹介します。
未経験におすすめな業界を選ぶ5つのポイント
まずは、どのような業界を転職先として選べばいいのか、5つのポイントをご紹介します。
規模が大きく、拡大中の業界
そこまで社会人経験を積んでいない立場であれば、ゼネラリストとしての即戦力を求められるベンチャー企業に転職することはとてもハードルが高く、万が一採用されたとしても入社後にとても苦労する場合も。
慢性的な長時間労働や給与待遇など、ベンチャー企業は労働待遇の面でも体力的にハードな企業が多いです。ただし、短期スパンでの成長を望む場合や若いうちに経験を積むという意味では一つの選択肢になり得ます。
特に安定を求める場合は、会社としての規模が大きく、中途入社の社員を教育する余裕や制度が整っている会社が良いでしょう。さらに、業績も良く拡大中の業界であれば、将来的な成長の機会も幅広くあり、長期スパンでの成長をみてくれます。
労働環境がホワイトな業界
現在転職を考えているという方の多くは「今の仕事が辛い」「激務過ぎて体力的にキツイ」という方が多いと思います。
しかし、せっかく転職したのにその転職先が過重労働を強いたり、残業代の未払いがあったりするブラック企業では意味がありませんよね。
そこで、転職先に選ぶべき業界としては労働環境がホワイト、つまり働きやすいかどうかも大きな基準となります。もちろん、その会社ごとにブラック寄りなのか、ホワイトなのかは異なります。
しかし、大まかな業界全体としてどうしてもブラックな働き方をせざるを得ない業界が存在することも事実です。あらかじめチェックしておきましょう。
離職率が低い業界
初めての転職では、その会社や業界を外から見ているだけでは働きやすさ・労働風土は判断できないと思います。しかし、それらのものを判断できる材料があるとすれば、「離職率」です。
全ての会社が公開しているわけではありませんが、四季報などを見れば多くの大企業では離職率が掲載されています。あまりにも離職率が高い会社や業界は、「もしかすると入社してもすぐに辞めてしまう人が多いのかもしれない」と推測することができます。
もちろん、離職率だけでその会社の良し悪しを判断することはできませんが、判断材料の一つとして確認しておきたいポイントです。
未経験を広く受け入れる業界
業界によっては、未経験での転職が難しい職種もあります。しかし20代での転職であれば、これから新しい業界にチャレンジすることも可能です。
特に、有効求人倍率が高まっている業界は転職が比較的しやすい状況にあると考えてく良いでしょう。
有効求人倍率が高いということは、求職者に対してより多くの求人が流通していることを示しています。そのため、有効求人倍率が高い業界・業種はそれだけ就職の間口が広く、転職できる可能性が高いです。
有効求人倍率が高い業界や、その中でも未経験者を広く受け入れている業界を選び、採用される確率を上げてみましょう。
未経験転職でおすすめの業界
では次に、業界未経験の方におすすめな7つの業界をご紹介します。
IT業界
現在、インターネットの急速な拡大により、IT業界は人手不足に陥っています。そのため、IT業界では業界未経験であっても、その伸びしろや将来性に期待して「ポテンシャル採用」を積極的に行っています。
IT業界はニーズが拡大している分野でもあるため今後の需要はさらに高まるでしょう。「これから勉強していきたい」、「即戦力にはなれないけど努力でカバーしたい!」という意欲があれば内定が出やすい業界だといえます。
人材業界
人材業界は、特に若いうちにスキルを向上させるには最適な業界です。関わるお客様(企業)の業界が幅広く、広い視野で様々な業界・職種・企業を見る目が養われます。
特に営業職の方は営業先であった企業に転職する方も多くいるのが特徴です。人事や採用担当との商談が多いために、転職をして人事になる方もいるようです。
幅広くアンテナを広げ、漠然と次のキャリアアップを考えている方にはおすすめの業界と言えるでしょう。
未経験転職でおすすめの職種
続いては、転職でおすすめの職種です。
どの業界でもキャリアアップにつながる営業職など、職種別に紹介していきます。
営業職
営業職は、経験よりも人柄やコミュニケーション力、フットワーク力など経験以外の部分を重視する企業も多く 、これまでに営業職の経験がない場合でも中途での採用がされやすい職種です。
また、会社ごとに必要とされる知識が異なるため、むしろ未経験の方が一から教育して自社のカラーに染めやすい分、有利になることさえあります。
人と話すことが好きで、社外の人とも問題なく話すことができる一般教養や社会人としてのマナーを身につけていれば、未経験でも「これから頑張って勉強していきます」とやる気をアピールしやすく、ねらい目です。
人と接することが好きで、多くの人との出会いに楽しさを感じられる方はぜひ目指してみましょう。販売職をしていた方などにもおすすめの職業です。
コンサルタント職
一口にコンサルタントと言っても、その内容は様々です。
例えば経営に関する知識が求められる経営コンサルタントやITの知識が求められるITコンサルタントなど、業界に関する見識が求められます。
長年いた業界から転職する場合は、業界で培った経験や知識が無駄にならないため、次の仕事にも入りやすくおすすめの職種です。
ITエンジニア
インターネットが急速に普及する中で募集が急増しているのが、ITエンジニアです。
ITエンジニアといっても、プログラミングを行なう技術者だけではありません。
クライアント企業の担当者と打ち合わせを行い、どのようなシステムを求めているのかを確認し、システムの設計を行う「システムエンジニア」などもいます。
技術スキルだけではなく、コミュニケーション力を評価されることも多く 、コミュニケーション力があれば未経験でも転職が可能な場合があります。
転職には専門知識が必要なイメージがありますが、プログラマーやネットワークエンジニアであれば、未経験でも積極的に採用を実施している場合があります。多くの場合、入社後に研修を受けたり、OJTで指導を受けながら覚えていくことが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
ここで記載しているのは、あくまでアーキャリ編集部が「おすすめ」する業界・職種です。
必ずしも当てはまるかどうかはわかりませんが、ぜひ参考にしてみてください。
いずれの業界や職種にも共通して言えることは、「転職はゴールではない」ということです。
むしろ、未経験の転職であれば周りから遅れた状態でのスタートとなります。一時の感情に流されることなく、自身のキャリアに最適な転職先を選びましょう!
以下の記事では、未経験転職におすすめな転職サイト・転職エージェントを紹介しているので、覚悟や目指すべき目標が決まっている方は今すぐチェックしてください。転職サイトや転職エージェントは基本的に登録無料なので、複数登録しておきましょう。
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