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リーダーシップとは?いつでも120%成果を出すための方法①

キャリアアップを望む人材にとって、どのような業界や会社、職種や役職を問わず重要視されている「リーダーシップ」。

よくあなたの周りでも、

 

「もっと、リーダーシップを発揮しろ」

「リーダーシップがないやつは人の上に立てない」

 

などと、リーダーシップを持っていることが最も重要であるかのように連呼されてはいないだろうか。

では、皆が口を揃えて唱えている「リーダーシップ」は、実際にどのようなスキルかと問われた時、あなたはなんと答えるだろう。

 

この問いに即答できた方は、この記事を読み進める必要がないかもしれない。

リーダーシップとは主に統率力」のことであり「組織を率いる能力」と定義される。

目標を設定して組織をその方向へ導いていく能力だ。
船の行き先を決め、目的地に向かってあなたが中心になり船を動かすのである。


ただし、リーダーシップは日本語では明確に定義するのが難しいともされている。
場合によっては「統率力」とは別の意味で使われる可能性があるが、今回は主に「統率力」という意味で本文を進めていきたいと思う。

 

リーダーとマネジメントの違い

既にご存知の方も多いかと思うが、イギリスの高級百貨店チェーン「セルフリッジズ」の創業者、ハリー・ゴードン・セルフリッジが「ボスとリーダーの違い」に関してこんな言葉を残している。


※画像

 

・ボスは部下を追い立てる:リーダーは人を導く

・ボスは権威に頼る:リーダーは志、善意に頼る

・ボスは恐怖を吹き込む:リーダーは熱意を吹き込む

・ボスは私という:リーダーはわれわれという

・ボスは時間通りに来いと言う:リーダーは時間前にやってくる

・ボスは失敗の責任を追わせる:リーダーは黙って失敗を処理する

・ボスはやり方を胸に秘める:リーダーはやり方を具体的に教える

・ボスは仕事を苦役に変える:リーダーは仕事をゲームに変える

・ボスはやれと言う:リーダーはやろうと言う

 

どちらも、組織を率いる役割であることには変わりはない。
しかし、両者の本質は明らかに異なっている。
セルフリッジ自身は、上記の「リーダー」の素質をうまく使いこなし、百貨店を経営していた。言い換えれば、自身のリーダーシップによって、自らが動くことでメンバーの統率を図り、業績を向上させていったのだ。

セルフリッジがリーダータイプであったために、ボスについては少し批判的なニュアンスを含んだ言葉となっているが、ボスについては主に「マネジメント」の能力であると言えよう。
リーダーに比べて、やや管理的な意味合いが強くなる。


筆者自身は、立場や状況においてはボスの素質が必要な場合も十分にあり得ると考える。どちらが良いかは、自身の状況やキャリアステップ、なりたい姿を想像しながら照らし合わせてみてほしい。
いずれにしても、両方のスキルを兼ね備え、状況によって使いこなせる人材こそが、継続的に成果を出し得るのだ。

※余談ではあるが、セルフリッジは海外でドラマ化されたり、彼の考えに関連する多くの書籍が出ているので、興味がある方は参考までに調べてみてはいかがだろうか。

まとめ

リーダーシップの一端について、ご理解いただけただろうか。
次回は、リーダーシップ、のスキルに関してより詳しく深掘りながら、そのスキルを身につけるための方法について記載する。

 

自身がどうなりたいかをイメージしながら読み進めてはいかがだろうか。

リーダーシップとは?どのポジションでも120%成果を出すための方法②

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