今でこそ、街行く人がスマホを眺めている光景は当たり前になりましたが、この光景が見られるようになったのは、そんなに昔のことではありません。
10年ほど前までは見栄えの悪いサイトをガラケーで眺めることが当たり前でしたし、さらに遡ればネットを使用して情報収集するという選択肢すらありませんでした。
世の中が便利になったからこそ、質の高い情報だけを選択して、効率良く情報を吸収する(そしてその情報を活かす)スキルが求められています。
今回は、忙しいビジネスマンが質の高いインプットをするためには、どのような方法が最適なのかを考えていきます。
最も質の高い情報収集の方法とは?
インターネット・新聞・雑誌・テレビ・SNS、、、
情報の収集源を挙げれば、枚挙にいとまがありません。
これだけの多くの情報を目にしている我々にとって、そもそも正しい情報を取捨選択すること自体が困難になってきています。
そのなかで、最も質の高い、そして効率良く情報を収集する方法はあるのでしょうか?
結論から言えば、「ない」と言えるでしょう。
そもそも人によって、得たい情報の種類が違うことで、情報を収集しなければならない媒体が異なるので、
王道の方法など存在しえないということです。
ただ、媒体ごとの特徴を把握しておくことで、自分なりに効率の良い情報収集の方法を身につけることができるようになります。
それは「基本は全てインターネット、深掘りたい情報は書籍」で情報収集を行うことです。
例えば、インターネットに掲載されているような記事は主に2,000〜4,000字程度です。
対して、書籍の文字数は概ね100,000字前後となります。
インターネットの記事と書籍で同じ出来事について書かれている場合でも、これだけ字数が変わってきます。
この場合、インターネットの記事に書かれているのは「その情報だけで出来事の全容が把握できる」事柄のみであることが多いです。
対して、書籍の場合にはその出来事が起きた原因や起きている最中など詳しい内容が記述されています。
もし、あなたにとって、必要なのがその出来事の「有無」だけであるとしたら、その書籍については読む必要がないかもしれません。
出来事の原因や、経緯など細かい部分が必要な場合のみ書籍に手を伸ばせば良いでしょう。
また、インターネットの利点は「リアルアイムな情報を得られる」こと。書籍についてはより「正確な情報が得られる」ことです。
人によって、得意・不得意は様々ですが、自分なりに効率の良い情報収集の方法を「探る」ことが重要です。