「あーあの人みたいに華麗にタスクを捌けるようになりたいなー」
「毎日定時で帰っているし、特別なことをしているわけではないのに、なんであの人だけ抜群に仕事ができるんだろう?」
「やっぱり才能だろうなー」
「仕事ができるようになりたい」と思うのは、多くのビジネスマンにとってごく自然なことかと思います。
特に若手のビジネスマンは社会人そのものや仕事に慣れてきて、目標とする人材も見つかっているのではないでしょうか?
本記事では、
- 目標とする「仕事ができる人」に追い付く・追い抜くために必要なこと
をご紹介していきます。
仕事ができる人を指を咥えて見ているだけでは、あなたはいつまで経っても変わりません。
この記事を読み終えたら、何か一つでも結構です。
行動してみましょう。
仕事ができる人の共通点を見つけよう
よく、「仕事ができる人の共通点○選」といったまとめ記事を見かけますが、
本記事ではそのような説明をしません。
それは、仕事ができる人の定義が、環境やそれぞれで異なる場合があるので、必ずしも参考にはならないためです。
おそらく、若手ビジネスマンの方は、あなたの周りに優秀だと感じる方が複数いらっしゃるでしょう。
その優秀な方々には、必ず共通点があるかと思います。
まずはあなたが思う「仕事ができる」を尺度に考えて見てください。
仮に、全く仕事の進め方や性格が異なる方々でも、少し抽象度を高めて観察してみましょう。
目標に対してのアプローチは違えど、必ず共通点が見つかるはずです。
仕事ができる人によく見られる特徴
上記を踏まえて、一般的に仕事ができる人によく見られる特徴をご紹介します。
ここから先を読んでいただいて誤解していただきたくないのは、
「紹介している特徴に当てはまっているからといって、仕事ができる人だとは限らない」ということです。
人それぞれ、向き合う仕事や仕事へのスタンスは一様ではないので、あくまで要素の一つとして捉えてください。
特徴①成果にフォーカスできる
成果にフォーカスできるとは「目標数値にこだわり、最善の行動が起こせる」ことです。
目標数値とは、売上や納期といった定量的に捉えることのできるモノ全般と考えてください。
目標数値にこだわり、成果を上げることで、客観的な指標ができ、仕事を行う上では何よりの信頼につながります。
周囲が評価できる客観的な指標の達成をコツコツ積み上げていくことで、実績だけでなく、同時に信頼も積み重なっていくでしょう。
仕事ができる人は目先の実績以上に「信頼を得ることの重要性」を把握しているのです。
特徴②意思決定が早い
仕事ができる人は意思決定が早いので同じ時間でも多くの「結果」を導き出すことができます。
ここでの結果とは、必ずしも成功のことではありません。
仕事がでいる人は周りの人より失敗を多く積み重ねていることがあります。
しかし、いくら悩んでいても始めないことには結果は出ません。
意思決定のスピードを上げ、行動の機会を増やすことで、成功への確率を上げていると言えるでしょう。
仕事が早い人ほど、判断のスピードが早いのは、そのような経験をたくさん積んでいるからです。
特徴③集中力が高く、要領がいい
要領の良い人は、常に目の前の仕事を「緊急度」「重要度」などの観点で分類し、仕事の優先度が明確です。
目の前のある仕事をただがむしゃらにこなすのではなく、それぞれの仕事において発生するリードタイム(※ここでは、相手に資料を確認してもらう時間等)などを考慮しつつ、無駄のないスケジュールで仕事を行なっています。
一日のスケジュールをパズルとして、それぞれの予定であるピースを綺麗にはめ込むようなイメージです。
たった30分でも、1週間・1ヶ月・1年と積み重ねれば大きな時間になります。
この「たった30分」が成果をあげるために需要な役割を果たすのです。
特徴④メンタルが強い
ここでのメンタルとは単に精神力が強いというだけではありません。
メンタルが強いというのは、目の前の状況をありのままに受け入れることや、素直に他人の意見を聞けること、個人の意見と組織としての意見を切り離して考えられることなど、様々な面で最善を軸に意思決定できることです。
人は易きに流れたり、自分自身のことが大切だったりするので、つい「自身にとって」の最善を選択しがちです。
そのような状況でも、仕事ができる人には客観的に正しい判断を下すメンタルの強さが求められます。
特徴⑤コミュニケーション力が高い
仕事で成果をあげるには、他人との協力が必要不可欠です。
ほとんどの仕事は一人では成り立たないことがほとんどであり、大きな仕事になるほど多くの人と関わらなければなりません。
関係者が多くなるほど、積極的に人を動かしつつ、一緒に仕事を進めていく必要があります。
1日は24時間と限られているので、一人でできる仕事量にも限りがあります。
相手の要求には誠意を持って答え、その分相手にお願いを聞いてもらう。信頼を積み重ねて行けばいくほどwin-winの関係を構築できます。
関係者とあなたが「100+100」の関係ではなく、「100×100」の関係になるための重要なスキルがコミュニケーション能力です。
仕事ができる人とあなたの違いを明確にしよう
上記の特徴を例に、仕事ができる人とあなたの違いを明確にしましょう。
上記以外にも仕事の進め方や考え方、時間の使い方から普段の行動や仕草まで、どんなに小さなことでも構いません。
できるだけ多く書き出してみましょう。
それが終わったら、「徹底的に」真似をしてみてください。
特に仕草や行動は誰でもすぐに真似ができます。
なんとなくではなく「徹底的に」真似をすることができる人に近づくための近道です。
同じ行動を取って、その人になり切ってみましょう。
最後に
「仕事ができる人」になるために最も必要なのは「才能」や「センス」ではありません。
仕事ができる人になるために最も重要なのは「正しい努力」です。
先日引退された野球界のスター、イチロー選手のような才能の持ち主でさえ、毎日考えながらコツコツと努力を続けていたのです。
逆にその血の滲むような努力がなければ、今のイチロー選手はなかったでしょう。
また、「自分には才能がない」と思っているのはあなただけかもしれません。
自分の可能性を信じて、毎日コツコツと正しい努力を積み重ねましょう。