「将来はメジャーリーガーになって世界で活躍したい!」
野球少年であれば、誰もが一度は抱いたことのある夢ではないでしょうか?
日本でもかなりの競技人口がいる野球。
世界全体では約3,500万人の競技人口がいるスポーツで若くして世界の舞台に登り詰めた選手、大谷翔平。
参照:Wikipedia
彼が高校1年生の時に記した目標達成シート。
今ではビジネスの世界でも有名な話ではないでしょうか。
今回は、実際に大谷選手が利用した目標達成シートを用いてキャリアアップをするための道筋を見つけていきます。
目標達成シートの記入方法
下記が実際に大谷選手が16歳(高校1年生)の頃に作成した目標シートです。
引用:スポニチ アネックス
これをビジネスの世界、自分が置かれている環境や目標の置き換えて書いて見ましょう。
普通のノートにマスを書き、記載していく方法でも結構です。
目標達成シートの作成の流れを説明します。
①シートの中心:テーマ(目的 or 高い目標)を設定する
大谷選手は「8球団からドラフト1位で指名される」ことを目標に設定しています。
②シート中心の3×3のマス:テーマ達成に重要な8要素(項目)を設定する
大谷選手は「体づくり」「人間性」「変化球」「コントロール」「キレ」「運」「メンタル」「スピード160km/h」というように活躍できるピッチャーの要素を列挙しています。
ビジネスマンの場合は、ここが「ロジカルシンキング」や「マネジメント」といったようなスキルが入るかもしれません。
③シート外側の各3×3のマス:②の8要素を達成するために必要な具体項目を設定する
さらに細かく分類がなされ「挨拶」や「部屋そうじ」など、一見野球には関係無いような項目も含まれています。
この3ステップの作業を実施することで、あなたの目標達成に向かう重要なアクションが抽出されます。たったこれだけと言ってしまえばそれまでですが、記載したことを忠実に遂行していけば必ずや目標達成に近づけるでしょう。
まとめ
普段、目の前の業務や出来事に追われて、一生懸命に働いていると周りが見えなくなってしまうことがあります。
いざ時間が空いた時、少し休息を取ろうと思った時、いつも次にすべきことは決まっていますか?
一度、目標達成シートを記載して、自分の中の一つの指針としてはいかがでしょう。一度じっくり考えて作ったら、それを常に見えるところにも貼っておくのも良いかもしれません。
たった1枚のシートですがあるだけで、自身の目標に向かって、いま何をしなければならないのかが見えてくるかと思います。