「あの人はすごいな。毎日あんなにも努力をするなんて私には難しい」
「私は努力ができないから、あんな風にはなれない」
優秀な人材を目の当たりにすると、そう思ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなことはありません。
誰しも努力ができる才能は持ち合わせているはずですし、そんな優秀な人材より長けているスキルがあるかもしれません。
今回は努力ができない方に向けて、少しでも努力ができるようになる方法を解説していきます。
本当に努力「できない」のか?
「あなたは努力ができますか?」
この問いに自信を持って「努力ができる」と答えられる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
おそらく、半数以上の方が「できない」と答えるかと思います。
努力というのは、非常に曖昧で定義が難しい言葉です。
もしかしたら、あなたが努力をしていないつもりでも、周りから見れば十分に努力をしている状況に見えるかもしれません。
努力というのは他人と比べても意味がありません。
自身でちょっと高いと思える目標を設定し、起こした行動の結果、それに向かって近づいていれば、それは立派な努力だと言えるでしょう。
あなたが「努力している」と思える状態になるために、まずは「目標(ゴール)」を定めましょう。
その目標に向かって進むために、何をしたら良いかを考えてください。
そして、行動が決まったら、その行動を「習慣化」してみましょう。
決して、大きな行動出なくても結構です。
それを続けていれば、必ず目標にたどり着くことができる行動の設定が重要です。
目標に対する行動の設定が正しければ、どんなに時間がかかったとしても必ず目標にたどり着けるでしょう。
目標にたどり着けた場合、あなたは「継続する努力」をしたから目標にたどり着いたことになりますし、もし、目標にたどり着けなかったのであれば、努力の方法が間違っていたのかもしれません。
また、目標にたどり着くまでに時間がかかってしまったのであれば、努力はできたけれども、行動の「量」が足りなかっただけということになるでしょう。この時点ですでに「努力」はできるようになっているわけです。
大抵の人は努力をできないのはではなく、しません。
であれば、「努力をしない」ことをやめた瞬間から、亀や牛のように遅くても、前に進み続けることができるようになるでしょう。
努力ができないと悩んでいるあなたは、まず努力をしようとすることをやめましょう。
そして、「努力をしない」状態を辞めることに意識を集中させて生活してみましょう。
少しずつかもしれませんが、意識して生活するだけで、少しずつ見える世界が変わってくるかもしれません。