「社風が合わないから、毎日ストレスを抱えている」
「毎日ストレスを感じて、仕事のモチベーションも上がらないから今すぐにでも辞めたいな、、、」
「でも、社風が合わないから会社を辞めたなんて、転職できるのだろうか」
現代人は、仕事に限らず生きていれば少なからずストレスを感じています。
特に仕事のこととなると、生活に直結してくる問題のため、強いストレスを感じていたとしてもそう簡単に決断を下すのはかなり勇気がいることでしょう。
また、「社風が合わなくてストレスを感じている」場合は、あなたが仕事の成果に関係がない場合も多く、「人間関係」などの悩みが深い問題であることも多いようです。
今回は社風が合わなくてストレスを抱えている場合の考え方や対処法について、解説していきます。
社風が合わずにストレスを感じているならさっさと会社を辞めよう
社風が合わないと感じ、それがストレスになっている人は、迷わずに仕事を辞めるべきです。
「仕事内容や待遇については不満がないけれど、やっぱりこの会社合わないな」
一見このように考えがちですが、この考え方は意外と危ないかもしれません。
また、自身でストレスを感じていると思っていなくても、気がつけばストレスを感じてる事例もよくあることです。
「社風が合わない」ということは、いくら仕事の成果が出ていて自身の評価が良い状態であっても、会社にいる間(出勤時間中)は常にストレスを感じていることになります。
日々のストレスはそこまで大きなものではないかもしれませんが、ストレスが積み重なり、どうしようもない状態になってしまうこともあるのです。
むしろ、仕事の内容や待遇について不満がないのに、それでも仕事がしづらいと感じてしまう場合は、よほどあなたに合っていない会社の場合があります。
「新卒で入社した会社には、とりあえず三年」なんていうのはもはや神話になりつつあります。
なんとか3年はやってみようと辛いストレスに耐えているのは、むしろ考えることやその場の状況を改善することを諦めているだけに過ぎません。
現状を変えるには、「あなた自身が動く」他はありません。
大手口コミ転職サイトである「転職会議」の調査によれば、入社3ヶ月以内に離職をした、もしくは検討している新卒社員の多くが「社風が合わない」ことを理由に離職を検討しています。
「時間外労働が多い」という理由に続いて、全体の36%を占めています。
出典:『転職会議 Report』スピード退職は自己防衛?!新卒入社3ヶ月未満退職者が明かす離職理由ランキング【2016年度版】
ただ、上記の表に該当するであろう新入社員は、ストレスの根源を断絶するために、懸命な判断をしているとも言えるでしょう。
身体や心が拒否反応を起こし、退職せざるを得なかったのかもしれません。
ストレスの根源を断ち切らない限り、あなたは一生苦しみ続けることになります。
思い当たる方がいらっしゃれば、環境の改善に向けて自発的に行動をするか、さっさと今の会社に見切りをつけて退職・転職することが望ましいです。
すぐにでも仕事を辞める準備を始めるべきでしょう。
ちなみに、「今現在の市場価値がわからないから、誰かに転職の相談をすることも不安だ」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、「ミイダス」というサービスを利用して、事前に自身の市場価値を調べてみましょう。
簡単な質問に答えるだけで、あなたの性格や、生まれ持った特徴、思考の偏りなど、転職をせずとも役に立つような情報を提供してくれます。
何か、自分だけでは気づかなかった強みや特徴を見つけられるかもしれません。
「社風が合わないから転職する」は悪いことではない
とはいえ、サラリーマンとして会社から給料をもらって生活しているのだから、急に給料が入ってこなくなったら、生活ができない方もいるでしょう。
だから、これが最も問題ないように思えても問題ないとは思いますが、これが本当に問題ないようにおも
会社を辞めるのであれば、転職や独立など、次の方向性を定めてから会社を辞めましょう。
転職活動の面接時に前職のことについて聞かれることがあるかと思いますが、あくまで「前向きな理由」で転職したいことが伝えられて、応募企業の役に立つと判断されれば良いのです。
不安な方は転職エージェントに相談すれば、履歴書の添削から面接対策までを無料で実施してくれます。
「社風が合わなくてストレスを感じ、前職を辞めたいと思った」こと自体はマイナスの評価になる可能性は限りなく低いでしょう。
ストレスの根源がたくさんあるほど、あなたの身体や精神は気づかぬうちに蝕まれていくので、仮に転職先で給与が下がったとしてもストレスが全くない場所で働く方が、あなたのキャリアが好転する可能性が高いです。
社風が合わないことを我慢してストレスに耐え続けた人の末路
上記でも伝えたように、
「仕事内容や待遇については不満がないけれど、なんかこの会社合わないな」
「まーでも、これで給料がもらえるなら我慢しておくか」
と思う方は多いです。
この感覚が長年積み重なることで、気づかぬうちにうつ病になり、会社に通うことができなくなる人もいます。
さらには通院や入院を繰り返し、働くどころではなくなった方は、病院の費用を自身で払い続けるとなると、金銭面的にもかなりのダメージです。
長期的に考えると非常に大きなマイナスなのです。
「まー自分はならないだろう」
と思っている人ほど、何かのタイミングでこのような状況に陥りやすいです。
このような状況になる前にストレスへの対策を投じてください。
現時点で、ストレスを感じていない方であっても、あなた自身が気づかぬうちに、心と身体が蝕まれているかもしれません。
脅しではありませんが、下記の記事の体験談のようになりたくない方は真剣に考えてください。
参考:キャリコネニュースーブラック企業で心身を壊した人の体験談「手巻き寿司を1日180本巻いて後遺症」「残業100時間の薄給仕事で精神疾患に」
たとえ新卒で入社したてでも社風が合わないなら転職しても良い
新卒で入社したばかりで、すぐに辞めるのは、社会的評価が下がってしまうのではないか?
と心配する人もいるかもしれません。
大丈夫です。
先ほどもお伝えした通り、「新卒で入社した会社には、とりあえず三年」なんていうのはもはや神話です。
今では「第二新卒」や「既卒」などという言葉が生まれ、専門の転職エージェントなども増えています。
なので、「新卒で入ったばかりだしな。。。」と諦めなくても、次なる挑戦に向けて今回の経験を糧にすることが伝われば、むしろ企業にとってはプラスに映るかもしれません。
結果的に辞めようとしているのであれば、今すぐ辞めても結果は一緒です。
また、新卒のときは給与もそこまで変わらないことが多いので、できるだけ社風が合うところで、働いてスキルを磨いたほうが良いです。
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まとめ
特に20代のうちは体力が合って、多少のストレスには耐えられる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、耐えられるからといって、我慢をしていると取り返しのつかない状態になってしまう可能性もあるかもしれません。
ストレス耐性のある方こそ、取り返しがつかなくなるまで頑張ってしまう傾向があります。
あなたが20代であるとして、今後もサラリーマンを続ける場合には、これから40年近くは社会人(サラリーマン)としてキャリアを歩んでいくのです。
会社はいつでも変えられますが、あなたの心と身体は一生物です。
いつまでも元気に働けるほど人間は強くありません。
時間は有限であり、「あなたが元気に働ける時間」は限られています。
あなたの時間の使い方は、本当に正しいのか、これを機に再度考えてみましょう。
ストレスはゼロである方が良いに決まっています。
小さなストレスの根源であっても、気づいた段階ですぐ対処することによって、常にストレスフリーな人生・キャリアを送ることができるようになるでしょう。
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