社会人になって数年が経つと
- 自分がなんのために働いているのか?
- 自分はなんのために会社にいるのか?
と考え始め、会社で働く意味を探し求める方が多いようです。
今回は会社に属する自分の存在価値を考えるタイミングをキャリアアップのチャンスだと捉えるための考え方を解説していきます。
「存在価値がない」ことはない
会社で勤めていて、毎日の業務に慣れてくると、
- 自分の仕事がどんなところで役に立っているのか?
- どんな形で、世の中に貢献されているのか?
- 自分がこの仕事をする意味はあるのか?
と、考え始める方が多いようです。
しかし、「考えたところで、わからない」という結論に行き着いてしまい脳内が負のスパイラルにハマってしまうのはあまり良いこととは言えません。
そんな方に朗報です。
もし、あなたが何かしらの仕事をしているのであれば、存在価値がないということはありません。
しかし、会社側としては、あなたが今後将来、会社で活躍してくれることを願って採用し、毎月給料を支払っていますよね?
つまり、新入社員として働くことができている会社は、あなたに投資をして、会社の将来を大きくしようとしているということになります。
価値があるからこそ、会社員として働くことができるわけです。
本当にあなたに価値がないのであれば、会社から採用されず、雇われることもないでしょう。
会社で存在価値を見出せなくなったら、それはきっとチャンスだ
どんな理由であれ、会社で存在価値を見出せなくなったら、それをチャンス捉えましょう。
存在価値を見出せなくなってしまうパターンを大きく2つに分類します。
- 成果を出しているのに、存在価値が見出せなくなる
- 成果が出せず、存在価値が見出せなくなる
例えば、①のパターンの場合、あなたは成果を出している時点で会社に貢献をしているため、それだけで存在価値があると言えます。
ただ、それでも存在価値を見出せなくなってしまうのであれば、あなたには今の業務が簡単すぎるのです。
成果を出しているにも関わらず、部署異動や昇格が叶わないのであれば、よりがむしゃらに食らいついていかないとできないようなレベルの高い環境にチャレンジの場を移しましょう。
また、②の場合、会社はあなたの能力を買って採用してくれたはずなので、なぜ成果が出ていないのかを分析するところから始めましょう。
原因を分析し、改善を繰り返していけば必ず成果に近づけるでしょう。
もし、それでもダメなら割り切って、別の職種/業界/職場にチャレンジの場を移すことも考えてください。
たまたま現在の仕事があなたに合っていないだけかもしれません。
キャリアチェンジのきっかけだと思えば、あなたにとっては新たな才能を発揮できるチャンスになります。
最後に
自身の存在価値に悩むのは時間の無駄です。
特に20代のうちは、背負う物も少なくチャレンジをすることそれ自体が評価されることもあります。
悩みも切り口を変えて考えるだけで、より前のめりなキャリアを歩むことができるかもしれません。