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キャリア相談までの3ステップと相談の成果を高める方法

  • 2019年1月24日
  • 2019年3月28日
  • 転職

終身雇用の考え方が薄れつつある昨今、転職という手段を用いて、自身のキャリアや人生を充実させることが国内でも一般的になりつつあります。

とはいえ、一貫して新卒で入社した会社に勤めている方は、転職未経験なので、そもそも転職の方法がわからない方も多いでしょう。

また、転職経験のある方でも、誰のサポートをどのように受けて転職活動をすれば、自身にとってプラスになるかは、結局のところ転職してみないと分からない場合がほとんどなのです。

 

今回は転職エージェントや先輩、知人などに転職(キャリア)相談を持ちかける前に実施しておくべき準備についてまとめています。

さらに、相談の準備を行い、相談の効果を最大限高めていくために必要なことについても記載していきます。

いますぐに転職をするつもりがない方でも、この機会に一度把握しておけば、転職を考えた時にスムーズにことが運ぶかもしれません。

あなたはこれまで、どんなことが得意だったか

たとえ社会人生活が短かかったとしても、その期間であなたが携わった業務がいくつかあるはずです。

まずは、それを列挙してください。

また、キャリアについて考える際は、社会人生活時の振り返りだけでなく、物心がついた頃から振り返ることで、より自身の性格や特性について、明確に把握しておきましょう。

あなたの「価値観」が形成された印象的な出来事など、振り返ってみると新たな発見があるはずです。

大人になってから、性格や特性、価値観を変えようと思っても、なかなか簡単に変えられるものではありません。

長年の人生によって、あなたの中に染み付いたものであるため、直したいと考えるのであれば、それ相応の覚悟が必要であると認識しておいてください。

少なくとも、自身に合った(が得意な)仕事を選び、その仕事が全うできる状態を作ることは、仕事に対するモチベーションを高く保ち続ける重要な要素の一つになります。

 

上記の二つをまとめるだけで、あなたに合った働き方や稼ぎ方の解像度がかなり高まるでしょう。

意外にも、自分自身について理解しているはずだったのに、実は全く理解できていないという場合がほとんどです。

その状況では、相談相手にもどの部分で悩んでいるかが伝わりづらく、どんなに頭の良い相手でも、あなたに最適なサポートを提供しづらくなってしまいます。

頼った相手が悪いのではなく、あなたが正確な情報提供できていないことが答えが出ない原因だった、なんてことにならないよう自分自身については、キャリア相談の有無に関わらず定期的に振り返りを行なってください。

未来のなりたい自分は、どんな人材か

あなたの人生の未来予想図は明確になっているでしょうか。

たとえば、40歳で配偶者と小学生の子供2人、自身を含めて計4人を養う場合、いくら必要になるのか。その際の生活水準はどのくらいか。

家は賃貸か、持ち家か。

また、どのような会社のどのような部署・ポジションで、どういった価値発揮をしているのか、も現時点の考えられる段階で結構なので、できるだけ解像度をあげてください。

ありとあらゆる変数を考慮して未来予想図を描いておくことで、相談を行う際、自身でも気がつかなかった新しい道が拓けるかもしれません。

 

なりたい姿が明確になれば、現時点でどの立ち位置にいなければならないか、そしてなりたい姿に向けて足りていないスキルや知識は何かを逆算すれば自ずと導き出せる状態になります。

自身で導き出すことが難しい場合でも、なりたい姿を明確にしておくだけで、相談相手も格段にサポートしやすくなるのです。

誰に相談すべきか

上記項目を全て明確にした場合、キャリアの相談は誰にすべきでしょうか。

近しい人に人材関連の企業に勤めている方や、その分野の知識に長けている人が見当たらない場合、いくつかの方法が考えられます。

【キャリア相談をすべき相手】
①転職エージェント
②志望する業界・企業に勤めている先輩・友人
③企業訪問の活用

転職エージェント

まずは転職エージェントに相談するのが無難です。

ただ、エージェント側はビジネスとしてあなたのキャリア相談にのっているという前提を忘れてはいけません。

最近は、半ば無理矢理にあなたを転職をさせて、紹介料を確保しようとするエージェントも少なくありません。

様々なエージェントにアドバイスを受けつつ、最終的に求人媒体から申し込むのも手の一つでしょう。

優良な転職エージェントであるかどうかは、会社のブランドに紐付くのではなく、相談に乗ってくれるキャリアコンサルタントそれぞれに紐付く場合が多いようです。

大手の転職エージェントから、業界・年齢に特化した転職エージェントまで複数登録しておくことをおすすめします。

志望する業界・企業に勤めている先輩や友人

特にあなたがこれまでとは異なる職種につこうと考えている場合や、別の業界への転職を考えている場合、事前に仕事の雰囲気を掴んでおくことも重要です。

同じ「営業職」であっても、「新規営業」であるか「ルート営業」であるかで、全く仕事の内容は異なります。

それが職種が変われば、転職後はなおさら顕著に感じるかと思います。

転職後に良い意味でのギャップを感じる場面がるのであれば問題ありませんが、悪いギャップを感じてしまった場合に、転職直後にも関わらず、仕事のモチベーションが下がってしまうことは決して良いことではありません。

同年代の先輩や友人に相談することで、あなたがその企業・業界に転職した場合のイメージを膨らませておきましょう。

企業訪問の活用

最近では、Wantedlyのように、簡単なメッセージのやりとりで企業見学に行くことのできるサービスも数多く見受けられるようになりました。

転職先の実際の様子や社員の考えなどを聞きながら、自身のキャリアイメージを膨らませて行くことはキャリアを充実させるうえでは非常に重要です。

率直に

「〇〇のようなキャリアを思い描いているんですが、御社でそれを実現できることは可能ですか?」

と聞いてみるのも良いかもしれません。

 

企業訪問で注意しておきたいのは、使用するサービスにもよりますが、基本的に相手は採用活動を目的としてあなたと会う時間を設けていることです。

企業の雰囲気はつかめるかもしれませんが、質問の返答はあなたを採用するためのリップサービスである可能性もあります。

あくまでも、転職やキャリアのイメおージをより明確にするための手段として活用するくらいがちょうど良いでしょう。

 

おすすめなのは近しい友人・知人に人材業界の人間を確保しておくことです。

常日頃、情報交換をしておけば、他業界へのアンテナも自ずと高くなります。

 

本記事では割愛しますが、転職エージェントや求人媒体に関しては下記の記事で紹介しています。転職経験者の生の声を踏まえて作成したので、キャリアや転職に関して少しでも不安がある方は見ておいて損はないでしょう。

【第二新卒向け】転職活動その前に!準備のポイントを徹底解説!

相談したら、必ず結論を出す

上記の方法を用いて、キャリア相談を実施した場合、相談する前とした後では、少し様々な物の見方が変わるかもしれません。

それは、新しい世界を見ることによって、あなたの視野が広まった証拠ではないでしょうか。

 

ただ、そこで忘れてはならないのが、相談をしてから「どうするか」ということです。

相談の結果、転職をせずに、現職でもう少し頑張ってみるのももちろんアリでしょう。

しかし、なんとなく元の生活に戻るのではなく、一度キャリア相談を行なったうえで自分なりの「結論」を出しましょう。

転職するのであれば、アドバイスを元に本格的に転職活動に打ち込め良いですし、

転職しないのであれば、キャリア相談を経て改めてどのように仕事を行なっていくのかを明確にしましょう。

なんとなく、元の生活に戻ってしまっては、せっかく時間を割いて実施した相談の時間が無駄になってしまいます。

 

キャリア相談の効果を最大限に高める方法として、最も簡単なのは、

相談を経て、次の「短期的な目標」を定めることです。

転職をする場合・しない場合に関わらず、次に目指すべき方向の小さな一歩を助長するような目標定めてみてください。

そうすることで、キャリア相談を無駄にせず、自身の理想に向かって動きやすくなるはずです。

まとめ

キャリアについて悩み始めた時、相談相手や方法を考えていては時すでに遅し、という状態になりかねません。

何も、大げさな夢や目標を持てと解説をしたのではありません。

常日頃から、「自身はどんな人生を歩んでいきたいか」「どんな人になりたいか」イメージを持っておくことが重要です。

 

そして、キャリア相談は行うだけでは意味がありません。

相談を経て、あなたがどのように行動するかが重要です。

せっかく相談したのであれば、その分をあなたの人生の充実に還元していきましょう。

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