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ビジネスシーンの話し方、 これだけは守っておけ!

どんな職種・業種でも、どんな役職でも、世のビジネスパーソンにとってコミュニケーション能力は絶対に欠かせません。その中でも会話を円滑に進めるうえで重要な「話し方」は、誰もが自然に身につけているようでありながら、実は理論と実践と練習を積み重ねることで磨かれる、奥の深いテクニックの結集です。

というと、高度な能力を求められると思われるかもしれませんが、上手な話し方を身につけることは決してむずかしいことではありません。シンプルなルールやちょっとした技術を意識するだけで、今まで人と話すことが苦手だった人も瞬く間に交渉上手に激変することもあるのです。

これだけは守るべき4つのポイント

1.6W2Hを考えて話す

6W2Hとは、下記の頭文字から来ている言葉です。中学生の頃に習っているかと思います。

W:When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・What(何を)・Whom(誰に)・Why(なんのために)

H:How(どのように)・How Much(いくらで)

ということを指します。会話の際は、6W2Hに対して常に注意をして、要点をまとめて話します。

「尽力しましたが、できませんでした」という報告では、あなたが何に注力して、なぜできなかったのかが全くわかりません。

2.結論から話す

ビジネスの現場ではスピードが求められます。まずは「結論」を述べて、必要があればその理由や意見などを述べるようにします。

悪い例

ダメ夫
「今日は、○○社の××さんとミーティングがありました。ミーティングでは、競合の□□社が提示している金額が当社のものより安いということで、このままでは□□社のモノに決まりそうでしたが、△△のオプションについて先日課長と打ち合わせした件で提案したところ、当社の商品を購入していただけることになりました。」

これでは、結論が最後まで聞かなければ分かりません。

良い例

良子
「○○社の案件についてですが、当社商品の購入が決定しました。決定打は先日課長と打ち合わせをしたオプションの件で、競合が提示した提案よりも価格面では負けていましたが、サービス面で契約をとることができました」

とすれば、結論やその確信が冒頭で述べられているので上司も理解しやすくなります。上司が忙しい場合も結論を先に聞ければ、「よし分かった。細かい点は後で聞こう」となるでしょう。

3.相手の理解度を伺いながら話す

ビジネスでの会話は相手が必ずしも自分の話を積極的に聞いてくれるわけではありません。特に、営業などの場では、相手は聞き耳を立ててくれない場合もあります。こうした場合は、自分の話に耳を傾けてくれるように対応する必要があります。

4.語尾までしっかり話す

小さい声は自信がないように聞こえます。また、文章の語尾を曖昧に発音すると子供っぽく感じてしまします。声はできるだけ「はっきり」かつ「語尾までしっかり」と話すようにします。

 

このほかにも、ビジネス会話のポイントとしては様々なポイントがあります。

・クッション言葉

クッション言葉とは、相手に対して何かをお願いをしたり、反対意見を述べる、もしくは拒否をする場合に使う言葉です。上手く活用することで、相手に対して通常よりもやわらかい印象を与えることができます。

関連記事では、営業マンから学ぶビジネスシーンにおける話し方のテクニックをまとめたおすすめの本を紹介しています。

営業マンに学べ!ビジネスシーンで活きるテクニック本5選

まとめ

話すのが苦手な方でも、このくらいであれば簡単に実践できるはずです。

ビジネスシーンだけでなく、普段の話し方から意識して直していきましょう。これまでより格段にコミュニケーションが取りやすくなるはずです。

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