溢れんばかりの情報が常に目の中に飛び込んでくる今日この頃。
あなた普段どのようなものから情報をインプットしていますか?
現在の世界を彩っているビジネスマンの自叙伝や、思考方法に関する本は世の中に山ほどあります。
どれを読むのも個人の自由ですが、できれば自分のためになる有益な本だけに出会いたい。
そう思うのも自然なことです。
あなたが思い描く理想のキャリアや人生には、これから先様々なことが起きるでしょう。
未来を予測し、変化に対応するには過去の知恵や体験から多くを学び、思考し、自分なりの予測を立てていく必要があります。
今日、あなたを変える一冊に出会えるかもしれません。
今回は、情報が溢れている現代で、ビジネスにおいて成功を収めたい人のためのおすすめの書籍をビジネス書を中心に紹介します。
あなたの定義する「成功」に向かって一歩を踏み出すきっかけになる本があれば幸いです。
成功者は読んでいる、おすすめのビジネス書8選
インナーゲーム (インナーシリーズ)
最高の仕事をするためには、最高の集中力が必要です。最高の集中力を保つためには、集中力を保つためのトレーニングが必要不可欠だということも同様にわかるでしょう。
しかし、それは必ずしもあなたが頭に思い浮かべるようなトレーニングとは同じではないかもしれません。それが理解できた時、これまでにない最高のパフォーマンスを生むでしょう。
「集中力」をテーマにしているこの本は、あなたの集中力に対する考え方を変えてくれる本かもしれません。
自分の能力を最大限活かして、最高のパフォーマンスを実現したい人にはおすすめの本です。
未来を先回りする思考法
株式会社メタップスの代表取締役会長である佐藤氏の著書。
「未来なんか先回りできない」と嘆くのは早い。思考法を駆使すれば、未来の予測の精度は高いものとなる。
未来は必然的に効率の良い仕組みや技術を取り入れる方向へ動いていく。
その未来を(未来の成功を)先取りする為には過去の歴史的パターンを学び、進む可能性の高い方策を実験的に色々試してみるべきと筆者は述べています。
また、知識は実践してみないと本当の意味でわかることは出来ない、つまり知識になり得ないと説いています。
あなたが未来を動かすためには、到達したい未来への解像度を極限まで考え、それが実現するために歩む道を精一杯考え、実行していくべきです。
本の内容としては、少し異質なもので難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本書のみならず著者の本は非常に興味深い本がたくさんあります。
HARD THINGS
本書は起業家、CEOを経験した著者が過去の数々の困難な体験に対して、どう感じたか、どう向き合ったかを教訓として伝えるように書かれています。
具体的なマニュアルではありませんが、会社経営という困難なことに対して、著者の体験談を読んでいるうちに、自身の仕事における困難など大したことなくやりようがあると感じさせれます。
たとえ起業家・CEOでなくとも、仕事を通じ、社会や他社と関わっている人であれば、必ず読んで得られるものがあると思います。
答えがない難問と困難にどう立ち向かうかを説く良書です。オフィスのデスクに忍ばせておきたい本ですね。
WORK RULES!
あの巨大企業、グーグルの人事トップ、ラズロ・ボックが書いた一冊です。これを読めば、グーグル独自の仕事観を体感することができます。
生産性向上を極限までに徹底する姿勢は、他に類を見ない凄さです。
万人向けではないかも知れませんが、googleは社員を大切にする本当に素晴らしい企業だと感じルことができます。
コンサルタントのお仕着せでなく、自分たちの企業戦略、理想とする文化と人材戦略の適合、失敗を恐れず、常に進化し続けるアプローチから学びを得られる一冊です。
シンプルに考える
言わずと知れたLINE株式会社の元CEOの森川亮氏の著書です。
以前にも「ダントツにすごい人になる」という本を出版されていますが、より思考法と実践の本質に迫った1冊でしょう。
結果を出すためにはシンプルに考え、ひとつのことに全力を集中することが大切だと書かれています。
やるべきことをシンプルに考え尽くすことで、通例とは逆説的な方針で実績を出した例もあり、本質を見抜くことの重要さを感じる一冊です。
スタンフォードの自分を変える教室
「スタンフォードの自分を変える教室」は、「意志」を改革することで、人生を好転させることができると教えてくれます。
そもそも人間には、我々が意識しているほど、能力の差に違いはなく、「やる」か「やらない」かが重要な分かれ道だという場合がよくあります。
本書では意志の力、「意志力」を以下の3つの要素に分解し、それぞれ能力を磨くことで、やる気の満ち溢れた前のめりな自分になることができます。
・やる力
・やらない力
・望む力
各章それぞれで、あなたの意志力を実験するような設問が用意されており、あなたの足りない要素(意志力)を訓練することがで流ようになっています。
事故管理(セルフコントロール)できるようになれば、その時の状況や根拠のない自信、精神論に頼ることなく強い意志を持つ人間になることができるでしょう。
何かをやり遂げた経験が少ない方や、意志が弱いと感じている方には、とてもおすすめの一冊です。
生き方
こちらはビジネスマンに限らず、ほとんどの方が読んだことがある、もしくは知っている一冊ではないでしょうか?
京セラやKDDI(※当時は第二電)を創業した稲盛和夫さんの著書です。
全ての人に当てはまる「生き方」を充実させるための重要なエッセンスが盛り込まれています。
稲盛氏曰く、本文中で人生の成功法則は
ザ・ゴール
上記の表紙をご覧になってもおわかりになっていただけるように、長い間日本語では読むことができなかった一冊です。
「もし、本書に書かれている内容を日本人が知ってしまったら、貿易摩擦の再燃で世界中に大きな影響を及ぼすのではないか」と著者が懸念したために、2000年代に入るまで、日本語で翻訳が禁止されていました。
もちろん、今では国内の書店で販売されていますので、誰でも手に取ることが可能になっています。
小説形式で書かれているために、非常にわかりやすく、読みやすい一冊となっています。
まとめ
最近は、出版業界の衰退が囁かれながらも、多くのビジネス本が出版されています。
ビジネス書ならず、基本的に本を読むことはとても効率の良い行為だと思います。
本は出版されると、簡単に加筆・修正を行うなどの作業が難しいので、何度も誤字脱字や表現が見直されてできています。
基本的に世の中に出版されている本、特にそれなりに販売数がある本については、本の内容それ自体に一定の信頼があります。
※もちろん、一時的にヒットしたが中身のない本など例外もあります
しかし、成功者のマネをするだけでは必ずしも成功するとは限りません。
本に記載されているのは数十年前のことであり、今の時代には必ずしもそぐわないかもしれませんし、マネをしようとも思っても、100%同じ状況を作り出すことは難しいかもしれません。
あくまで、「他人の成功」であること忘れないでください。
他人のやり方から学びつつ、オリジナルのやり方を模索し実践していきましょう。
この記事を読み終えたあと、気になる本が見つかった場合はすぐに行動を起こしてください。
こうしている間にも、ビジネスのライバルは成長を続けているかもしれません。
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