気づけば、2019年に入りあっという間に3月になりました。
平成も残すところあとわずかです。
3月になると、転勤が多いのはもちろん、周囲で転職をする方もちらほら見かけるのではないでしょうか?
3月に転職して4月から新しい環境で、という方が多い(多く感じる)のは日本の暦上、区切りが良いからだけなのでしょうか?
今回は、転職活動をするならおすすめの時期があるのか、時期を変えることで転職活動は有利になるのかについて解説していきます。
転職活動が成功しやすい時期はある?
一般的に、転職活動が上手くいきやすい時期というのが存在しているのは事実でしょう。
特に3〜4月の春にかけて、また9〜10月の秋にかけては通常時と比較して求人数が増加します。
その理由は、国内の企業は多くが3月末決算であり、4月からは新しい期が始まるような会計年度を設定している企業が多いことが関係しています。年度の始まりのタイミングでは、新規が事業がスタートしたり、大きな組織編成があるなど、人事異動が多く発生するタイミングでもあります。そのため、後任がいないポジションを補充したり、新規事業にふさわしい人材を確保しようとする動きから企業側の窓口が広まるのです。
しかし、ここで注意しなければならない点があります。
企業側が採用人数を増やしたり、採用のハードルが低くなったりと、企業側の窓口が広がるでしょう。あなたにとっての選択肢が増えることは周りの転職希望者にも同じ影響があるということなのです。
つまり、採用ニーズが高まると転職のニーズも高まりやすく、時によっては通常以上の倍率になるために、必ずしも有利に転職活動が進められるとは限らないでしょう。
また、転職市場の状況はあくまでも参考値です。
メディアで報道されているような転職市場の状況は、あくまで転職市場全体についての話題を報道していることがほとんどです。
10社が新規で求人を公開しても、そもそもあなたが希望している職種や業界に合致していなければ、あなたとしてはあまり優位にならないのが想像できます。
採用ニーズとは業界や職種によっても変動するものであルため、なんとなく転職しやすいからといって、安易な転職に踏み切らない要注意が必要です。
転職時期は逆算で定める
転職に有利な時期はそれぞれ異なります。
転職するには準備が必要です。いつまでに転職をしたいのかを定めたら、自分に必要な準備期間(どんな準備が必要か)を定め、スケジュールに落とし込みましょう。
まとめ
一般的に、「転職しやすい時期は求人も増加するがライバルも増える」ということを認識しておいてください。
時期に惑わされるのではなくあなたが転職したい時期から、逆算してスケジュールを立ててください。